パーソナルカラリスト
河端 優美さん
カラリストとして一人でも多くの人の、色を味方にするお手伝いがしたい
学習を始めたきっかけ
カラリストスクールワムにてパーソナルカラリストコースを修了いたしました、河端と申します。
これから私の学習体験についてお話ししたいと思います。
私は以前デザイン系の仕事をしていましたので、元々色彩に関する興味は持っていて、実際に業務でも色や配色には関わっていた方だと思います。
ですが私にとって、それはパソコン画面や紙の上だけでのことでした。
色の組み合わせ方によって見る人に与える印象が変わることは分かっていましたし、自分で服を合わせてみた時、漠然と似合わない色があることも知っていたはずでした。
でもそれが自分の持って生まれた肌や髪と調和する色、つまりパーソナルカラーによるものだということを、ワムに出会うまで考えたことがなかったのです。
ある方の体験記を読んだことからワムを知り、私もここでパーソナルカラー診断を修得したいと強く思い受講を決めました。
講座を受講して得られたこと
色彩理論と応用の2コースを同時に受講したため、課題をこなすのが大変だと感じたこともありましたが、講義内容は色彩やパーソナルカラリスト論をはじめ、日本の文化や芸術、目の構造や色の知覚、照明やインテリア、さらには商品企画と訴求効果など多岐に渡り、大変興味深いものでした。
何より先生方のお話が面白く、質問にもひとつひとつ丁寧に答えて頂けましたので、最後までとても楽しく学ぶことができました。
カラー診断の実習を実際にやってみるまで、私は色白で肌がきれいな人ならどんな色でも似合うと思っていたのですが、そんな肌の友人に温かみのある黄色いドレープを当てたとき、顔色がくすんで見えてしまいました。反対に、涼しげなレモンイエローを当ててみると透明感のある健康的な肌に見えたのです。
友人自身もその違いに気付き、それまで敬遠していた色が似合うと知って驚いていましたが、同時にとても喜んでくれました。
鏡を見た時に、自分の顔色や肌がきれいに見えたら気分がいいですよね。診断することでその喜びを少しでも感じてもらえたら、私もすごく嬉しいです。
これからの活動について
現在私はインテリア商品や雑貨などを扱う店で仕事をしていますが、お客さまから商品の色や配色に関してご相談を受けることがよくあります。
色や素材の持つそれぞれの特徴やイメージを元にアドバイスをさせて頂くのですが、そんなときワムの講義や資格の勉強で身についた知識が大いに役立っています。
例えば、今使われている壁や家具などと調和する配色を考え、生地を選ぶお手伝いをしたり、ギフト用の商品でお相手の好みや雰囲気を伺って、その方のイメージと合った色の組み合わせを提案したりもします。
このように、商品を選ぶ決め手となるところで自分がお役に立てることに、とてもやりがいがあると感じています。
今後は、パーソナルカラリスト検定1級やワム認定講師の資格も取得し、カラリストとして一人でも多くの人の、色を味方にするお手伝いができたらと思っています。