【インテリアコーディネーター】合格体験記

インテリアコーディネーター
中村 祐介さん

町田ひろ子アカデミー「インテリアコーディネーター 全日コース」修了。 インテリアコーディネーター資格を習得。 現在はデンマーク家具販売店「フリッツ・ハンセン・ストア青山」に勤務。 平成26年度 JAD優良講座 優秀者表彰式 奨励賞受賞。

実践的な学習のおかげで、仕事に就いてからも即戦力として活躍。共に学ぶ仲間の存在は刺激となりました。

学習を始めたきっかけ

以前よりインテリアに興味はあったものの、具体的に「インテリアを仕事にしよう」とずっと思い描いていたわけではありませんでした。
大学も経済学部でしたし、その後進んだ大学院では法律を専攻していました。
インテリアは好きでしたが、あくまで趣味としてインテリアをとらえていました。
ただ、ずっとインテリアのことは頭のどこかにありましたし、正直なところ、その時に学んでいた法律が本当に好きなわけでもありませんでした。
大学院は思い切ってやめてしまい、町田ひろ子アカデミーに入学しました。

入学前には実際にスクールにも見学に行き、その際には私の質問に大変丁寧に答えて頂きました。
入学後の生活や、その後の就職活動などわからないことだらけでしたので、このときに非常に丁寧に私の疑問に答えて頂き、入学後の生活の想像ができたことも入学を決意した理由の一つでした。

学習を通じて気が付いたこと

私が入学した全日制のコースは、月曜日から金曜日まで授業があり1年間通うコースでした。
1年間インテリア漬け、といった生活です。

町田ひろ子アカデミーで学んだ中で、私が感じた特徴は主に三点あります。
一点目は、非常に実践的である、ということです。

私は大学では経済、大学院では法律を学びましたが、大学での授業は「素養の底上げ」のような面があり、非常にじっくりとそこの部分から持ち上げられるような印象を持っています。
それに対して、町田ひろ子アカデミーでの学習は、とにかく実践的であり、そのまますぐに仕事で使えるメソッドばかりでした。
もちろん、学生ですのでクオリティはまだまだ低いものがありましたが、根本的には実際の社会人と「やっていることは同じ」なのです。
この点は非常に重要なことだと考えています。
つまり、スクールで学んだことと同じことを繰り返し行い、クオリティを上げてさえいけば、社会においても通用する、ということです。
既に道筋・レールはスクールが敷いてくれましたので、あとは自分の意欲や適した環境があれば、学生のうちからいくらでも社会との差を埋めることが出来るのです。

講師陣が現役でインテリア関係の仕事をされている方ばかりであるということも、町田ひろ子アカデミーでの実践的な教育を物語っています。
ほとんどの講師陣が仕事をしながら教えてくださいますので、とにかく無駄のない、本当に生の教育・指導を受けることができました。

二点目は、様々な教科を受けることができる、という点です。
全日コースは月曜日から金曜日まで授業がありましたので、本当にいろいろな科目を受けることができました。
その中には、自分にとってあまり興味が無い科目や苦手な科目も含まれています。ただ、「自分だけでは選ばない科目」の中には大事なことや刺激が含まれています。
「自分の好みに偏らない」教育を受けることで、より一層インテリアに対する理解を深めることができました。

三点目は、実際に通うことにより多くの友人ができたことです。
インターネット学習などにも非常に利点がありますし、学習環境は様々ですので一概に論じることはできませんが、私の場合は実際に通学し、多くの友人と共に学んだことは本当に有意義なことでした。
年齢もバックグラウンドも異なる友人と学ぶことは刺激になりますし、勉強にもなります。
特に、得意分野の異なる友人を見ていると、時には「自分はこの分野では勝てないな」「自分はこの方面の仕事は無理だな」等と思うこともありました。
そのような思いも含めて、自分自身の方向性を固める意味でも、とてもよい環境であったと思います。

修了後から今に至るまで

スクールでは実践的な学習を受けていましたので、仕事に就いた際も非常にスムーズに業務に入ることができました。
現在は家具の販売店に勤務していますが、家具を図面に落とし込む作業や家具を配置する際の注意事項、他のインテリアとの相性やCGの作成など、かなり即戦力になれたのではないかと感じています。
また、スクール時代の友人とは同じインテリア業界ということで情報交換をしたり、実際にお客様としてお店に来てもらうこともあります。

実践的な教育をきっかけとして、今は働きながら自分自身で様々なことを学びつつ、より一層インテリアについて理解を深めています。
今後も多くの人がインテリアを学び、多くの人の生活がより豊かで彩りあるものになることを願っています。