パーソナルカラリスト
西村 恵子さん
人に似合う色を見つけてあげることができた時の喜びは、今まで味わったことのない感情でした。
きっかけは・・・
今から2年前、私は友達2人とデパートのストール売り場に出かけました。
その時あるイベントでカラリストさんが来ていました。
そこで、その方に「私たちに似合うストールを選んでください!」と頼んだところ私に選んでくれたのが、今まで自分が選んでこなかったような色のストールでした。
それは、緑、黄、赤が入った春色のストールで、「え・・・!これ、私に似合うのかな。」と思い恐る恐る巻いてみたところ、自分の顔がパッと映えてびっくりしてしまうほどの衝撃でした。
同時に、今まで見向きもしなかった色が自分に合うのを見つけてもらったことが、私にとってとても幸せに思えました。
一緒にいた友達2人も、その方に見立ててもらい、幸せな気持ちに浸っているようでした。
私はこの体験で、「ただのストール」が「自分を輝かしてくれるストール」に変わる瞬間を味わい、そのような瞬間を人に与えるようなことができるカラリストという仕事はどんなに素晴らしい職業なのだろうと実感しました。
「私も人を幸せにすることができるカラリストさんになりたい。」そう思ったのです。
講義を受けて・・・
まず基礎理論から始まり、カラーカードを切って貼ったりして配色を考えたり、絵の具の3色から24色を作ることから始まりました。
「次は何を学べるのか。」と日々新鮮で楽しみでした。
それから、各コース、応用で様々な課題・資格に向けての集中講座があり、最後は実践的な授業がありました。
実践的な授業の「パーソナルカラリストコース」では色の対比を確認するテストカラーの色布を使って、人に診断を行うというものでした。
実際に私は実技の宿題で息子を診断しました。
息子は普段黒やグレーの落ち着いた色味の服装を来ていましたが、明るい夏のパステルの色味が和似合うことがわかりました。
夏のパステルカラーの布を顔のそばにもっていくと、顔が生き生きとし、とても健康的で輝いて見えました。
普段とは違う色が似合うとわかって、「自分が似合う色がわかって嬉しい」と喜んでくれました。
実際、人に喜んでもらうことで、パーソナルカラリストになって本当によかったなと思いました。
「色彩心理カラーセラピストコース」では、色によって人の心の心理状態をカウンセリングするための様々な技法を学びました。
これからの私・・・
これら授業を受けてみて実際にカラーに対しての知識を深めることで私の世界は広がりました。
人に似合う色を見つけてあげることができた時の喜びは、今まで味わったことのない感情でした。
私はこのコースで、パーソナルカラリスト2級と色彩福祉3級の資格をとることができましたが、より自分の知識を深め、診断スキルを磨きパーソナルカラリスト1級を取得したいと思っています。