社会保険労務士
朝野 真奈さん
出産・育休からの社会復帰。不安を学びで乗り越え、資格取得・独立開業へ。
講座を受講したきっかけ
以前の仕事は精密機器メーカーの営業職でしたが、出産を機に退職。4年間、育児に専念しました。
その後再び社会に出ようと思った時、二つのことに気がつきました。
今の自分には働くための武器となるものがないことと、自分と家族のライフプランを考えていなかったことです。
もっとも、プランを立てようにも税金や年金、相続などのお金の流れについて、理解していませんでしたからできなかったんですね。
そこで、まず職業ということではなく、自分の興味のままに通信教育でファイナンシャルプランニング(FP)の学習を始めました。
子育てしながら学習するには、通信教育が適していました。添削指導も励みになりFPの資格は数カ月で取得できました。
ただ、この資格取得だけで仕事になるとは思えませんでした。
またせっかく身に付いた学習の習慣とそのリズムを止めてしまうのはもったいないと考え、今の知識をさらに発展させようと再度、資格取得の情報誌を開いたのです。
そこで見つけたのが社会保険労務士の資格でした。
FPの内容とつながる部分もあり、FPと社会保険労務士をダブルライセンスで取得する人も多いと知りました。
そして、「人の人生に関われる仕事を通して社会貢献できる、社会保険労務士の資格を取り、この仕事に就きたい」と感じました。
資格取得から独立開業まで
1年目と2年目は通信講座、3年目は通信教育の会社が運営する教室講義、4年目はテキストで勉強し続け、資格を取得。
社会保険労務士事務所等で、2年間いろいろなことを経験させていただき、開業しました。
資格取得後は、大げさではなく、人生が変わりました。
前を行く先輩方や良い出会いがあり、おかげ様で、一歩一歩ですが、日々できることが増えていくのをとても嬉しく感じています。